Ruru saizeria.

変わってしまう何か変わり続ける何か

梅雨

冬から続いた関係は、
夏に終わりを告げた。


彼が衰弱していく姿を、
私は見ているだけだった。
病院を探したりしたが、
彼はもう手遅れだった。
父の命日の後に彼の命日が近づく、春と夏は好きじゃない。

人が人に与える影響って何だろうか。
人が変わっていくのが怖い。
私が彼に与えた影響はとてもマイナスなものだった。

私と最初に会った彼は元気だった、
日が増すごとに病んでいき、
遠恋だったので不安なのか、
根も葉もない浮気を疑い、1日4時間は電話をしていなければならなかった。メールの返事が遅いと電話がくるようになる。彼氏が病むスピードはとても早かった。
私と彼が出会っていなければ、
彼は死ななかったと今でも思う。人にも言われた。
他人や彼の家族が私を許せないのもわかるし、「あなたと出会わなければ〜」というそのことは事実だ。
その事実に私は何にも感情が湧かないのだ。思考が停止してしまう。


いろんな人に罵られたし、励まされた。いろんな人との縁が切れた。
彼がいなくなってせいせいした気持ちだった時も実はある。
でも未だに彼にメールを送ったりする、もちろんメールはエラーで返ってくる。

生きること、それは難しく虚しい。
私が背負うべきもの償うもの、それは一体なんなのか、どうしたらいいかわからない。



でもやっぱり
会いたいよ。